2010年04月03日

拠りどころを失った温暖化対策法案

時代をリードする総合月刊誌WEDGE4月号(3/20発売¥400)の特集。
伊藤公紀(横浜国立大学大学院工学研究院教授)氏の「IPCC崩壊 それでも25%削減掲げ続けるのか」
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/843

地球温暖化論のウソとワナ

地球温暖化論のウソとワナ

  • 作者: 伊藤公紀、渡辺 正
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2008/04/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



雑誌の方には、赤祖父俊一(アラスカ大学国際北極圏センター名誉教授)氏の「CO2起因論はなぜ正説らしくなったのか」も掲載されている。

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

  • 作者: 赤祖父 俊一
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本



こういう情報をマスコミ(TV・新聞)はほとんど報道しない。TVと新聞だけで世の中のことを分かったつもりになるのは、もはや危険な時代になってしまった。
ラベル:地球温暖化 IPCC
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2009年12月29日

地球温暖化詐欺 備忘録その6

「1990年代までに何千億円という英米などの政府補助金が、地球温暖化関係の研究に投入されました。助成金の大半は未来の気候を予測するためのコンピューター・モデルの構築に費やされました。しかし、このモデルはどれくらい正確なのでしょう?
 ロイ・スペンサー博士はNASAのマーシャル宇宙飛行センターの気候研究の上級科学者です。卓越した科学的功績によりNASAとアメリカ気象学会に表彰されました」
Dr Roy SpencerDr Roy Spencer
(Weather Satellite Team Leader NASA)
『気候モデルの精度は使われる仮定と同程度しかありません。そして何百もの仮定があります。仮定が一つ間違うだけで予報は大きく外れます』

「気候予想は新しいことではありませんが過去の科学者達は予想能力についてもっと謙虚でした」
"The Weather Machine" BBC TelevisionBBCテレビ”ウェザー・マシーン” (1974)
”コンピューターで気候モデルを作った人々は気候変化を予測する試みに対し懐疑的です。
『人々に影響を及ぼす決断をする場合、未来の気候についての悪い予測は全く予測がないよりも遥かに有害であることがあります。残念ながら、ウェザー・マシーンは複雑で十分理解されていないため、信頼に足る予測はできません』”
「全ての気候モデルは太陽や雲ではなく、人為的CO2が気候変動の主原因だと仮定しています」
Professor Tim BallProfessor Tim Ball (Dept of Climatology University of Winnipeg)
『私がよくする譬え話なんですが、車の調子が悪いときにエンジンを無視して(太陽のことです)トランスミッションも無視して(水蒸気のことです)右後ろタイヤのナットを調べるようなものです(人類の排出するCO2のことです)。
それくらいひどい科学なんです』
Professor Ian ClarkProfessor Ian Clark (Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『気候システムを理解するということは宇宙線・太陽・CO2・水蒸気・雲などの全ての要素を理解するということです。つまり、それら全てが揃わなければ、気候モデルには何の価値もありません』

「気候の予測の幅は大きく異なります。この差異は、各モデルが根拠としている仮定のわずかな違いから生じます」
Professor Carl WunschProfessor Carl Wunsch
(Dept of Oceanography Massachusetts Institute of Technology)
『気候モデルはとても複雑なので、時々面白くなるように調整することもあります』
Professor Ian ClarkProfessor Ian Clark (Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『モデル制作者と共に働き、私もモデリングをやりますが、数理モデルと合わせて変数を調整すれば、どんなモデルでも作れます。数値を調整すれば、より暖かくすることも、冷たくすることもできます』

「あらゆる気候モデルは人為的CO2を温暖化の原因と仮定しているのでより印象的な予測を出す方法は明らかです。大気中へ放出される人為的CO2の仮定量を増やすことです」
Professor Patrick MichaelsProfessor Patrick Michaels
(Dept of Environmental Sciences University of Virginia)
『私達は入力する二酸化炭素の増加量を年間1%としました。過去10年間の増加量は年間0.49%でした。その前の10年間は年間0.42%でした。
さらに前の10年間は年間0.43%でした。つまり、気候モデルでは実際の2倍の温室効果ガスによる温暖拡散が起きます。現実よりも温暖化させた予測で人々を動揺させるべきではありません』
「気候モデルでは50年とか100年後の気温を予測します。気候の長期予測に固有の特徴とは、予測が間違っていると証明されるのは人々がすっかり忘れた後だということです。
 その結果、気候モデル制作者は面白さを追求し正確さに気を遣わなくなるという危険性があるとカール・ワンチ教授は指摘します」
Professor Carl WunschProfessor Carl Wunsch
(Dept of Oceanography Massachusetts Institute of Technology)
『科学コミュニティの中でさえ問題視されています。複雑なモデルを使って何かしたとします。
例えば、海に大量の氷を溶かして何も起らなかったら、それは出版されないでしょう。
しかし、同じモデルを使って何かドラマティックなことが海流の循環に起るように調整したとします。例えば、熱輸送を無くしたりします。それは出版されるでしょう。”これは面白い”と人々は言うでしょう。メディアにも取り上げられるでしょう。つまり、偏向があるんです。メディアにも科学コミュニティにもドラマティックな調査結果を非常に好む傾向があります。
地球が氷で覆われるというのはずっと面白いストーリーです。例えば、地球は常に変動していてマスフラックス(質量流束)は10%増加したり20%減少したりするが、いつかは元に戻るというような話よりもです。あなたなら、どちらの記事を書きますか? つまりはそういうことです』
「素人目には、コンピューターモデルは印象的で、乱暴な推測でも厳密な科学に見えたりします。そしてメディアに壮大なストーリーのネタを大量に供給します」
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『ベテラン・ジャーナリストとして私が驚いたのはジャーナリズムの最も初歩的な原則が無視されていることです。
”人為的地球温暖化説によりジャーナリズムに新たな部門が生まれました”
全く新しい世代の記者、環境ジャーナリストが生まれたのです。もし地球温暖化説がゴミと化したら、環境ジャーナリストの仕事も同様でしょう。それくらい未熟なのです。そして報道は益々ヒステリックになっています。まだ頑迷なニュース編集者がいてこう言いふらしています。”5年前にあなたが言ってたことだが、ますます悪化してる。次の火曜日までに海抜が10フィート上がりそうだ”
彼らはどんどんヒステリックになる必要があるのです』
「暴風雨やハリケーンが来る度に地球温暖化のせいにすることが、メディアでは普通になっています。しかし、科学的根拠はあるのでしょうか?」
Professor Richard LindzenProfessor Richard Lindzen
(Dept of Meteorology Massachusetts Institute of Technology)
『ただのプロパガンダです。気象学のどの教科書にも書いてありますが、気象撹乱の主原因は熱帯と極地の気温差です。世界が温暖化すると気温差は縮小すると言われています。
つまり、荒天は減るでしょう。変動性も減少するでしょう。しかし、なぜかこのことは破滅的だとは見なされていません。つまり、(報道とは)正反対なんです』
「穏やかな気温の上昇でも北極の氷冠が破滅的な勢いで溶け出すとよく報道されています。地球の気候の歴史を振り返って確かめてみましょう」
Professor John ChristyProfessor John Christy
(Dept of Atomospheric Science University of Alabama in Huntsville)
『数千年間のグリーンランドの気温記録を入手しました。ちょうど千年前、グリーンランドは現在よりずっと温暖でした。しかし、ドラマティックに氷が溶けるような出来事はありませんでした』
Professor Philip StottProfessor Philip Stott (Dept of Biogeography University of London)
『永久凍土について話してみましょう。例えばロシアの森の下には巨大な永久凍土の氷層があります。7〜8千年前は現在よりもずっと多く溶けていました。つまり、歴史的に繰り返されてきたことで、それで世界が終わったりしなかったでしょう?』

「シュンイチ・アカソフ(赤祖父俊一)はアラスカの国際北極研究所(IARC)の所長です。IARCは世界をリードする北極研究所です。アカソフ教授は、氷冠は時間経過と共に常に自然に拡大したり縮小していると主張しています」
赤祖父俊一 Professor Syun-ichi Akasofu赤祖父俊一 Professor Syun-ichi Akasofu
(Director, International Arctic Research Centre)
『大きな氷の塊が南極大陸から崩落するのをよく報道しています。こういったことはずっと起きて来たはずですが、今は衛星があるので、見つけることができるのです。それでニュースになるわけです』

「1990年代、NASAの気象衛星により極地の海氷が自然に大きく拡大したり縮小したりするのが分かりました」
『よく地球温暖化を扱うテレビ番組で氷河の端から巨大な氷の塊が落ちるのを放送していますが、人々は氷が常に動いていることを忘れています』
「ニュースで北極の端から氷が崩落する映像を放送しますが、イギリスの秋の落ち葉のように北極ではこれが普通の出来事だとは報道しません」
赤祖父俊一 Professor Syun-ichi Akasofu『”氷山から氷が落ちるのを見ましたか?”と聞かれたら、”はい、春の到来です。毎年起きていますよ”と答えています。
”温暖化による災害について言いたいことはありますか?”と記者団によく聞かれますが、”ありません”と答えています』

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

  • 作者: 赤祖父 俊一
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本

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2009年12月10日

地球温暖化詐欺 備忘録その5

「マーガレット・サッチャーにとってエネルギーは政治問題でした。70年代初頭のオイルショックで世界は不景気へ突入しました。炭坑夫はテッド・ヒース率いる保守政権を崩壊させました。サッチャーは同じことが起きないように、炭坑夫の影響力を破壊しようと決心しました」
Margaret ThatcherMargaret Thatcher
”この国で私達が目にしているのは、組織化された革命的少数派の出現です。労使紛争に付け込もうとしていますが、彼らの真の目的は法と秩序の破壊であり、民主的議会政治の破壊です”
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『こういった問題の政治化は、マーガレット・サッチャーから始まりました』
Load Lawson of BlabyLoad Lawson of Blaby
『彼女は原子力の推進に非常に関心がありました。私がエネルギー省大臣だったときのことです。気候問題が話題になるずっと前のことです。彼女はエネルギー安全保障を心配していました。中東も炭坑労働組合も信用しませんでした。つまり石油も石炭も信用しませんでした。
それで原子力を推進しなければならないと考えていました。気候変動とか地球温暖化が話題となったとき彼女は、これは良いと思ったのです。CO2を排出しないから論拠になる、原子力に向かうべき理由になると。これがおおよそ彼女が実際に言っていたことです。それ以降、事実はねじ曲がって行きました』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『サッチャーは英国王立協会に行って、科学者たちに言いました。
”お金は用意してある、これを証明して欲しい”
もちろん、科学者たちはやりました』
Professor Philip StottProfessor Philip Stott (Dept of Biogeography University of London)
『政治家が名前を出して何かを支援したりするとお金が流れ込むのは当然です。そのようにして調査・開発組織が泡のように立ち上がり、二酸化炭素と気温の関係に重点を置いた気候調査が行われることになりました』

「サッチャーの要請で、英国気象庁は気候モデル部門を設立しました。それが新しく国際委員会となる、気候変動に関する政府間パネルIPCCの基礎となりました」
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『彼らが最初に発表したレポートは地球温暖化の結果、気候災害が起るという予測でした。私は記者発表を見に行ったのですが、2つのことに驚きました。1つ目は、メッセージは単純かつ雄弁で発表は活気に満ちていました。
2つ目は、それまでの気象科学を完全に無視していることでした。たった数ヶ月前の王立協会の会議では太陽の役割が主題だったにもかかわらずです』
「環境問題として人為的CO2に注目したのはサッチャーだけではありませんでした」
Nigel CalderNigel Calder
『環境保護思想にとっても都合の良いものでした。私は中世環境主義と呼んでいます。”中世の頃の暮らしに戻ろう、忌まわしい車や機械をなくそう”とか。彼らは大変気に入りました。CO2とは工業化の象徴だったからです
Professor Frederick SingerProfessor Frederick Singer
(Former Director, US National Weather Service)
『明らかにCO2は工業ガスであり、経済成長、車による輸送など、いわゆる文明と関係しています。環境運動には、単に経済成長に反対している勢力があるのです。
彼らはそういったものを悪だと考えているのです』
Professor Philip StottProfessor Philip Stott (Dept of Biogeography University of London)
『既にあった神話の正当化に使われたのです。反自動車、反成長、反開発、そして何よりも大悪魔アメリカ、反米です』

「パトリック・ムーアは彼の世代の環境運動の第一人者です。グリーンピースの共同設立者です」
Patrick MoorePatrick Moore
(Co-founder, Greenpeace)
『焦点が気候へ移ったのは2つの理由からです。1つ目は、80年代中頃までには大多数の人々は私達環境活動家の主張のうち合理的なものには全て賛同していました。
大多数の人が賛同しているのにそれと対立的になるのはとても困難です。そして反体制を続ける唯一の道は今まで以上に過激な立場を取ることでした。私がグリーンピースを去ったとき、世界中で塩素を禁止するキャンペーンをするか決めている最中でした。私はこんな風に言いました。”君たち、これは元素周期表に載ってる元素の一つだよ””一元素全てを禁止しようとするのが私達の役割なんだろうか”
環境過激派が現れたもう一つの理由は、世界中で共産主義が失敗したからです。ベルリンの壁が崩壊し、多くの平和運動家や政治活動家は環境保護活動へと移行しました。新マルクス主義を持ち込み、環境保護用語の使い方を身につけました。そうしてエコロジーや科学ではなく、反資本主義や反グローバリゼーションに関係したアジェンダ(行動計画)を巧みに覆い隠しました』
Load Lawson of BlabyLoad Lawson of Blaby
『左派は社会主義とマルクス主義の失敗により少し方向性を失っていました。したがって、彼らは昔と同じように反資本主義者のままですが、反資本主義を隠す新たな口実が必要でした』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『それは驚くべき一種の同盟関係でした。右派のマーガレット・サッチャーから極左の反資本主義・環境活動家までです。それがおかしな思想を背景にこの様な勢いを作りだしました』

「1990年代初頭、人為的地球温暖化は少しも奇抜な説ではなくなりました。それは本格的な政治キャンペーンでした。メディアの注目を集めた結果、政府助成金が増えました」
Professor Richard LindzenProfessor Richard Lindzen
(Dept of Meteorology Massachusetts Institute of Technology)
『ブッシュ・シニア以前の気候や気候関連科学への助成金は年間170億円程度だったと思います。この分野の規模としては妥当です。それが年間2000億円に跳ね上がりました。
10倍以上になりました。ええ、それで大きく変りました。つまり・・・仕事がたくさん増え、本来なら関係のない新しい人々が流入しました。彼らが興味を持っている分野は、地球温暖化だけでした』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『例えば、私がサセックスのリスを研究したいと思ったら1990年以降であれば研究費申請書にこう書きます。
”地球温暖化の影響に関するリスの採集行動について調査したい”
これなら資金を得られるでしょう。もし地球温暖化に言及するのを忘れたら資金は得られないかもしれません』
Professor Frederick SingerProfessor Frederick Singer
(Former Director, US National Weather Service)
『この小さな科学分野に巨額の資金が投入されたことで、科学全体の取り組みが歪められたのは確かだと思います』
Professor Richard LindzenProfessor Richard Lindzen
(Dept of Meteorology Massachusetts Institute of Technology)
『みんな資金を得るために競争しています。もしあなたの研究分野が話題の中心なら、資金の必要性を説明するのは簡単でしょう』
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2009年12月09日

地球温暖化詐欺 備忘録その4

「CO2が気候変化を促しているという通説は、入手した多くの科学データと一致しません。気象観測気球や衛星からのデータや氷床コア調査や気温の歴史記録といったデータです。CO2で気候が変化しないのならば、何が原因なのでしょう?」
Professor Philip StottProfessor Philip Stott
(Dept of Biogeography University of London)
『私達人間が車や電灯を使うことで気候を操作してるなんて考えるのは、奇妙ではありませんか? 空を見て下さい、あの巨大な太陽を!
65億人の人類さえ、太陽と比べれば小さなものです』
「1980年代後半、太陽物理学者のピアーズ・コービンは、全く新しい方法で天気を予報しようと決めました。英国気象庁の豊富な資料をよそに、コービンは新しい技法で常に正確な予報を出しました。(彼は)スーパー・ウェザーマンとして全国紙で絶賛されました。成功の秘訣は太陽でした」
Dr Piers CorbynDr Piers Corbyn
(Climate Forecaster, Weather Action)
『太陽による長期予報の技術の発端は、太陽黒点の研究と黒点の予測をしたかったからです。そして太陽を天気予報に利用した方が面白いと気づいたのです』

「太陽黒点とは強力な磁場であり、太陽の活動が活発になると出現します。しかし何百年もの間、黒点が正しく理解される以前から、世界中の天文学者たちは太陽黒点の数を数えていました。黒点が増えると暖かい天気が訪れると信じていました。1983年、英国の天文学者エドワード・マウンダーは小氷期(Little Ice Age)には視認できる太陽黒点がほとんどないことに気づきました。この太陽が不活発な時期はマウンダー極小期(Maunder Minimum)と言われています。しかし、天気の指標として太陽黒点は信頼できるのでしょうか?」
Dr Piers CorbynDr Piers Corbyn
『私はギャンブルでテストすることにしました。
ウィリアム・ヒル(賭博屋)で気象庁の出すいわゆる普通の予報を相手にです。毎月毎月毎月、私は勝って賞金を得ました。去年の冬、気象庁は特に寒い冬になると予報しました。
私達の予報は、ほぼ例年通りで厳密にはクリスマス後と1月は寒くというものでした。そして私達が正しく、気象庁は間違っていました』
「1991年、デンマークの気象学会の研究者が20世紀の太陽黒点の記録を編集し、気温記録との比較を行いました。太陽の活動と地球の気温変化の間に密接な相関関係を発見しました。
Temp & Solar Activity 100 Years (Svensmark & Christensen)
 太陽活動は1940年まで急激に活発化し、1970年代までの40年間、沈静化し、その後、また活発化しました」
Professor Eigil Friis ChristensenProfessor Eigil Friis Christensen
(Director, Danish National Space Centre)
『太陽活動や太陽黒点周期と気温の相関関係を見せたら、”ただの偶然の一致かもね”と言われました。どうすれば偶然の一致でないと証明できるのでしょうか?
より長く、異なる時系列が必要なのは明白でした。そこで、時間をさかのぼることにしました』
「フリース・クリステンセン教授と同僚は400年の天文学の記録を調査し、太陽黒点の活動と気温変化を比較しました。
Temp & Solar Activity 400 Years (Svensmark & Christensen)
 太陽活動の変化が地球の気温変化と密接に関連していることを再発見しました。気温の変化を促しているのはCO2などではなく、太陽のようです。
(註:この400年グラフでは、1625〜1700年の太陽活動と気温データが完璧に一致しているが、フリース・クリステンセン教授は放送後に1610〜1710年頃の太陽活動データはギャップ(空白)が有ったと指摘。ダーキン監督もミスを認めている。英Independent 2007/05/08
 ある意味驚くことではありません。太陽は熱を送り込み、直接的に私達に影響を与えています。
 しかし、太陽は雲を通して間接的に影響を与えることも分かっています。
雲には強力な冷却効果雲には強力な冷却効果があります。どのように雲は形成されるのでしょうか?
地球に降り注ぐ素粒子(=宇宙線)20世紀初頭、素粒子が常に地球に降り注いでいることが分かりました。
この素粒子は宇宙線と呼ばれており、
超新星爆発から素粒子太陽系のはるか遠くで起った超新星爆発によって発生すると考えられています。
素粒子+水蒸気=雲飛来した素粒子と海から上昇してきた水蒸気がぶつかると、水滴となり、雲を形成します。
太陽が活発 => 素粒子が減少しかし太陽が活発で太陽風が強いと、飛来する素粒子が減少し、
雲も減少雲も少なくなります。

 宇宙線の影響力の強さはつい最近明らかになりました。宇宙物理学者のネア・シュフィール教授(Nir Shaviv)は雲を作り出す宇宙線の記録と、地質学者のヤン・バイツァー教授(Jan Veizer)が作成した6億年の気温記録を比較しました。
Temp & Cosmic Rays 500 Million Yeas (Shaniv & Veizer)
 宇宙線が増加すると気温が低下し、宇宙線が減少すると気温が上昇することがわかりました。雲と気候は密接に関係していたのです。グラフを逆にすると、その密接さがわかります」
Professor Nir ShavivProfessor Nir Shaviv
(Institute of Physics University of Jerusalem)
『私達はグラフを比較して一方に他方を乗せただけです。驚きでした。ヤン・バイツァーが私の方を見て強烈なデータを手に入れたなと言いました』
Professor Ian ClarkProfessor Ian Clark
(Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『全く違う記録が、こんなにきれいに一致したのを見たことはありませんでした。長い期間に渡って本当に何が起っていたのか分かります』

「気候は雲によってコントロールされています。雲は宇宙線によってコントロールされています。宇宙線は太陽によってコントロールされています。すべては太陽に行き着いたのです」
Nigel CalderNigel Calder
(Co-Author, The Chilling Stars)
『もしエックス線が見えたら親しみのある黄色い玉は暴れ虎のように見えるでしょう。太陽はとても凶暴な野獣です。
大爆発を起こしガスを吹き出し無限の太陽風が永遠に地球を駆け抜けます。
ある意味では私達は太陽の大気の中にいるのです。磁場の強さは20世紀の2倍以上あります』
「2005年、ハーバード大学の宇宙物理学者は次のグラフをアメリカ地球物理学連合の公式雑誌に載せ出版しました。
CO2 & Temp - 20th Century (Soon)
 青いラインは過去100年間の北極の気温の変化です。そして同じ期間のCO2上昇値です(黄色のライン)。明らかに両者に関連はありません。
Sun & Temp - 20th Century (Soon)
 気温変化をもう一度見てみましょう。この赤いラインは過去の太陽活動の変化です。NASAと米国国立海洋気候局によって独自に記録されたものです」
Professor Ian ClarkProfessor Ian Clark
(Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『過去百年または数百年の太陽活動は、海氷と北極の気温と10年単位で見事な相関関係があります』

CO2 and Temp, Sun and Temp (Soon)「ハーバードの宇宙物理学者と他の多くの科学者は必然的に次の結論に達しました」

Dr Piers CorbynDr Piers Corbyn
(Climate Forecaster, Weather Action)
『太陽が気候変化の原因でありCO2は無関係だということです』

「それが事実なら、なぜ毎日毎日人為的地球温暖化のニュースが大量に流れているのでしょう? なぜ多くのメディア関係者は明白な事実のように扱っているのでしょうか?
 地球温暖化説のパワーを理解するために、それがどのように生まれたかをお話します」
"The Weather Machine" BBC TelevisionBBCテレビ”ウェザー・マシーン” (1974)
”気象衛星が農作物を失って悲しむ惑星の姿を写し出しています・・・”
「気候変化について絶望に満ちた予測をするのは新しいことではありません。1974年にBBCは、災害が迫り来ると警告しました。それには妙に聞き覚えがあるかもしれません。
"The Weather Machine" BBC TelevisionBBCテレビ”ウェザー・マシーン” (1974)
”何度も何度も私達は気候災害をニュースで見てきました。アメリカ中西部は1930年以来最悪の干ばつに襲われました。そして竜巻が猛威を振るっています”
 何が災害の原因になるのでしょうか? ニュー・サイエンティスト誌の元編集長ナイジェル・コールダーは、この番組の裏方でした」
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『私達は”ウェザー・マシーン”で当時主流だった意見を報道しました。地球寒冷化と新氷河期の脅威です』
"The Weather Machine" BBC TelevisionBBCテレビ”ウェザー・マシーン” (1974)
”自然の氷は私達を凌駕し・・・”
40年間気温が下がり続けると世界は寒冷化し、破滅的な結末を迎えると専門家は警告しました。
"The Weather Machine" BBC TelevisionBBCテレビ”ウェザー・マシーン” (1974)
”大凍結は常に脅威でした。新氷河期は私達の土地を浸食し、北部の都市を覆い尽くすのでしょうか?”
 しかし凶兆と憂鬱の中で一つの希望の声がありました。スウェーデンの科学者バート・ボリンが、人間の排出するCO2が世界の温暖化に役立つかもしれないという仮説を披露しました。
"The Weather Machine" BBC TelevisionBBCテレビ”ウェザー・マシーン” (1974)
Bert Bolin (IPCC初代議長
『豊富な石油と膨大な石炭があります。その消費量は増加し続けており、それが続けば、約50年以内に気候は今より数℃上がるかもしれません。私達には全く分からないことです』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『スウェーデンのバート・ボリンを国際テレビ放送に出演させ、CO2の危険性を紹介したのは私達が初めてでした。
彼の空想に迎合し過ぎていると専門家に酷く批判されたのを覚えています』

 1970年代、寒冷化への恐怖は最高潮でした。バート・ボリンの奇抜な人為的地球温暖化説は馬鹿げているように見えました。2つの出来事がそれを変えました。
 1つ目は気温が上がり始めたこと。2つ目は炭鉱ストライキが発生したことです。
バート・ボリン氏は1988年から10年近くIPCCの初代議長を務めたが、親交のあった角皆静男氏(北海道大学名誉教授)の2008年1月6日の欄外記からも、IPCCが政治的側面の強い団体であることが窺える。
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2009年12月08日

地球温暖化詐欺 備忘録その3

Al GoreAl Gore
”不都合な真実”
『アル・ゴアです。元次期アメリカ大統領です』

「元副大統領アル・ゴアの感動的な映画”不都合な真実”は、人為的地球温暖化説のプレゼンテーションとして大好評です。彼の論拠は、氷床コア調査で得られたある重要な証拠に基づいています。氷の奥深くまでドリルで穴を開けて調査することで、何十万年という地球の気候の歴史をさかのぼることができます。最初の氷床コア調査は南極のボストックで行われました。アル・ゴアが指摘しているように、二酸化炭素と気温の明確な相関関係が分かりました。」
Al GoreAl Gore
『65万年、時間をさかのぼってみましょう。これが今までの地球の気温です。まず目にとびこんでくるのは・・・データは一致してますか?(笑)
馬鹿馬鹿しい質問ですね。
関連性は実際のところとても複雑ですが、何よりも強力な関連性が一つあります。
それは、二酸化炭素が増えるにつれて気温が上昇するということです』
「アル・ゴアは気温と二酸化炭素の関係は複雑だと言いましたが、その複雑性が何なのか言いませんでした。氷床コア・データについて彼はとても重要なことを言いそびれたのです。
 イアン・クラーク教授は北極の古気候学者の第一人者で数千年前の気温記録を調べています」
Professor Ian ClarkProfessor Ian Clark
(Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『私達は気候を大きな尺度で見るために実際に気候を記録している地質物質を探しています。例えば、氷のサンプルを採取しアイソトープを使って気温を再現します。
そして氷の中に閉じ込められた大気を開放し、二酸化炭素容量を調べます』
「クラーク教授たちはアル・ゴアが言っていたように、気温と二酸化炭素の関係性を発見しました。しかし、アル・ゴアが言わなかったのは、関係性が真逆だということです」
Professor Ian Clark (Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『ボスコックの氷床コア・データを見てみましょう。
Temp & CO2 (Caillon et al.)
赤ラインが気温です。気温は氷河期が終わると終始、短い期間で上昇して行きます。気温が上昇してから二酸化炭素が上昇するのが分かります。二酸化炭素が後から遅れて増加します。タイムラグは800年です。つまり800年差で気温は二酸化炭素に先行しているのです』
「今まで何度も大規模な氷床コア調査が行われましたが、全て同じ結果を示しています。気温が上昇または下降し、その数百年後、二酸化炭素が後を追います」
Professor Frederick SingerProfessor Frederick Singer
(Former Director, US National Weather Service)
『二酸化炭素が温暖化の原因でないのは明らかです。温暖化により、二酸化炭素が増加するという事実はありますが』
Professor Ian ClarkProfessor Ian Clark
(Dept of Earth Sciencse University of Ottawa)
『CO2が気温変化を起こすことはありえません。CO2は気温変化の産物です。気温変化の後に増えるんです』
Professor Tim BallProfessor Tim Ball
(Dept of Climatology University of Winnipeg)
『氷床コアの記録は問題の核心を突いています。”大気中に温室効果ガスのCO2が増加すると気温が上昇する”と言われていますが、氷床コア記録で全く逆だと分かりました。
つまり、人為的気候変化説の最も根本的な前提が間違っていると証明されたのです』
「しかし、どうして気温が上昇すると大気中の二酸化炭素が増えるのでしょう? これを理解するには、まず当然のことを言わなければなりません。二酸化炭素は、あらゆる生命体が作りだしている自然の気体なのです」
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『私にとって何よりも不愉快なのは二酸化炭素を汚染物質のように言う人々の話を聴くことです。あなたも私も二酸化炭素でできています。二酸化炭素とは、生命が成長するための手段です』

「さらに言えば、人間はCO2の主要な放出源ではありません」
Professor John ChristyProfessor John Christy
(Dept of Atomospheric Science University of Alabama in Huntsville)
『大気中に放出される二酸化炭素のうち、人間によるものは一桁台の小さな割合です』

火山のCO2放出量は人為的CO2より多い「毎年、火山は全ての工場、車、飛行機、その他の人為的なCO2を合計したより多く放出しています。
動物やバクテリアは毎年150ギガトン、人間は6.5ギガトンさらに動物やバクテリアは毎年150ギガトンのCO2を放出していますが、人間は6.5ギガトンしか出していません。
さらに大きなCO2の発生源は、枯れた植物さらに大きなCO2の発生源は、枯れた植物です。
秋の落ち葉など例えば、秋の落ち葉などです。
CO2の最大の発生源は海しかし、CO2の最大の発生源は海です」

「カール・ワンチはMITの海洋学教授です。ハーバード大学とロンドン大学ユニバーシティカレッジの海洋学の客員教授であり、ケンブリッジ大学の数学と物理学の上級客員研究員です。海洋学の4冊の有名な教科書の著者です」
Professor Carl WunschProfessor Carl Wunsch
(Dept of Oceanography Massachusetts Institute of Technology)
『海は大きな貯蔵庫なのです。大気からCO2を吸収したり大気へ再放出したりします。
海面は熱せられるとCO2を放出する傾向があり、同様に、海面は冷たくなるとCO2を吸収しやすくなります』
海が暖かくなるとCO2を放出「つまり、海が暖かくなるにつれてCO2の放出量は増加し、
海が冷たくなるとCO2を吸収冷たくなるにつれて吸収量が増加します。
海に出入りするCO2量と気温の変化には、なぜ数百年ものタイムラグがあるのでしょうか? それは海がとても大きく深いからです。海は暖かくなったり冷たくなったりするのに数百年かかります。このタイムラグは”気温変化の記憶”と呼ばれています」
Professor Carl WunschProfessor Carl Wunsch
『海は過去一万年程度の記憶を持っています。例えば、誰かがこう言ったとします。
”今、大西洋で観測されている変化は気候システムの変化が原因に違いない”
しかし、数十年とか数百年前に海のどこか遠くで起きたことの影響が、今になって北大西洋に現われただけかもしれません』

「現在の温暖化は、人々が電灯や車を手に入れるはるか以前に始まりました。過去150年間で気温は約0.5度上昇しました。しかしほとんどの上昇は1940年以前に起りました。それ以降、気温は40年間下がり続け、そして30年間上昇しました。
World Temp - 120 Years (NASA)
 長い気候の歴史の中で、CO2濃度が気温を決める要因だったという証拠は全くありません。
 しかし、CO2でないなら、何が気候を変化させているのでしょう?」
posted by 三森羊一 at 18:48 | TrackBack(0) | 地球温暖化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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