2009年12月10日

地球温暖化詐欺 備忘録その5

「マーガレット・サッチャーにとってエネルギーは政治問題でした。70年代初頭のオイルショックで世界は不景気へ突入しました。炭坑夫はテッド・ヒース率いる保守政権を崩壊させました。サッチャーは同じことが起きないように、炭坑夫の影響力を破壊しようと決心しました」
Margaret ThatcherMargaret Thatcher
”この国で私達が目にしているのは、組織化された革命的少数派の出現です。労使紛争に付け込もうとしていますが、彼らの真の目的は法と秩序の破壊であり、民主的議会政治の破壊です”
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『こういった問題の政治化は、マーガレット・サッチャーから始まりました』
Load Lawson of BlabyLoad Lawson of Blaby
『彼女は原子力の推進に非常に関心がありました。私がエネルギー省大臣だったときのことです。気候問題が話題になるずっと前のことです。彼女はエネルギー安全保障を心配していました。中東も炭坑労働組合も信用しませんでした。つまり石油も石炭も信用しませんでした。
それで原子力を推進しなければならないと考えていました。気候変動とか地球温暖化が話題となったとき彼女は、これは良いと思ったのです。CO2を排出しないから論拠になる、原子力に向かうべき理由になると。これがおおよそ彼女が実際に言っていたことです。それ以降、事実はねじ曲がって行きました』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『サッチャーは英国王立協会に行って、科学者たちに言いました。
”お金は用意してある、これを証明して欲しい”
もちろん、科学者たちはやりました』
Professor Philip StottProfessor Philip Stott (Dept of Biogeography University of London)
『政治家が名前を出して何かを支援したりするとお金が流れ込むのは当然です。そのようにして調査・開発組織が泡のように立ち上がり、二酸化炭素と気温の関係に重点を置いた気候調査が行われることになりました』

「サッチャーの要請で、英国気象庁は気候モデル部門を設立しました。それが新しく国際委員会となる、気候変動に関する政府間パネルIPCCの基礎となりました」
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『彼らが最初に発表したレポートは地球温暖化の結果、気候災害が起るという予測でした。私は記者発表を見に行ったのですが、2つのことに驚きました。1つ目は、メッセージは単純かつ雄弁で発表は活気に満ちていました。
2つ目は、それまでの気象科学を完全に無視していることでした。たった数ヶ月前の王立協会の会議では太陽の役割が主題だったにもかかわらずです』
「環境問題として人為的CO2に注目したのはサッチャーだけではありませんでした」
Nigel CalderNigel Calder
『環境保護思想にとっても都合の良いものでした。私は中世環境主義と呼んでいます。”中世の頃の暮らしに戻ろう、忌まわしい車や機械をなくそう”とか。彼らは大変気に入りました。CO2とは工業化の象徴だったからです
Professor Frederick SingerProfessor Frederick Singer
(Former Director, US National Weather Service)
『明らかにCO2は工業ガスであり、経済成長、車による輸送など、いわゆる文明と関係しています。環境運動には、単に経済成長に反対している勢力があるのです。
彼らはそういったものを悪だと考えているのです』
Professor Philip StottProfessor Philip Stott (Dept of Biogeography University of London)
『既にあった神話の正当化に使われたのです。反自動車、反成長、反開発、そして何よりも大悪魔アメリカ、反米です』

「パトリック・ムーアは彼の世代の環境運動の第一人者です。グリーンピースの共同設立者です」
Patrick MoorePatrick Moore
(Co-founder, Greenpeace)
『焦点が気候へ移ったのは2つの理由からです。1つ目は、80年代中頃までには大多数の人々は私達環境活動家の主張のうち合理的なものには全て賛同していました。
大多数の人が賛同しているのにそれと対立的になるのはとても困難です。そして反体制を続ける唯一の道は今まで以上に過激な立場を取ることでした。私がグリーンピースを去ったとき、世界中で塩素を禁止するキャンペーンをするか決めている最中でした。私はこんな風に言いました。”君たち、これは元素周期表に載ってる元素の一つだよ””一元素全てを禁止しようとするのが私達の役割なんだろうか”
環境過激派が現れたもう一つの理由は、世界中で共産主義が失敗したからです。ベルリンの壁が崩壊し、多くの平和運動家や政治活動家は環境保護活動へと移行しました。新マルクス主義を持ち込み、環境保護用語の使い方を身につけました。そうしてエコロジーや科学ではなく、反資本主義や反グローバリゼーションに関係したアジェンダ(行動計画)を巧みに覆い隠しました』
Load Lawson of BlabyLoad Lawson of Blaby
『左派は社会主義とマルクス主義の失敗により少し方向性を失っていました。したがって、彼らは昔と同じように反資本主義者のままですが、反資本主義を隠す新たな口実が必要でした』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『それは驚くべき一種の同盟関係でした。右派のマーガレット・サッチャーから極左の反資本主義・環境活動家までです。それがおかしな思想を背景にこの様な勢いを作りだしました』

「1990年代初頭、人為的地球温暖化は少しも奇抜な説ではなくなりました。それは本格的な政治キャンペーンでした。メディアの注目を集めた結果、政府助成金が増えました」
Professor Richard LindzenProfessor Richard Lindzen
(Dept of Meteorology Massachusetts Institute of Technology)
『ブッシュ・シニア以前の気候や気候関連科学への助成金は年間170億円程度だったと思います。この分野の規模としては妥当です。それが年間2000億円に跳ね上がりました。
10倍以上になりました。ええ、それで大きく変りました。つまり・・・仕事がたくさん増え、本来なら関係のない新しい人々が流入しました。彼らが興味を持っている分野は、地球温暖化だけでした』
Nigel CalderNigel Calder
(Former Editor, New Scientist)
『例えば、私がサセックスのリスを研究したいと思ったら1990年以降であれば研究費申請書にこう書きます。
”地球温暖化の影響に関するリスの採集行動について調査したい”
これなら資金を得られるでしょう。もし地球温暖化に言及するのを忘れたら資金は得られないかもしれません』
Professor Frederick SingerProfessor Frederick Singer
(Former Director, US National Weather Service)
『この小さな科学分野に巨額の資金が投入されたことで、科学全体の取り組みが歪められたのは確かだと思います』
Professor Richard LindzenProfessor Richard Lindzen
(Dept of Meteorology Massachusetts Institute of Technology)
『みんな資金を得るために競争しています。もしあなたの研究分野が話題の中心なら、資金の必要性を説明するのは簡単でしょう』


posted by 三森羊一 at 22:20 | TrackBack(0) | 地球温暖化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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