小沢一郎と鳩山政権による天皇陛下の政治利用である。
民主党、中でも小沢一郎という売国奴が着々と日本解体、つまり中国の属国化を目論んでいるというのは、ちょっとネットを調べれば分かるが、これまでは、外国人参政権を優先していると思っていた。然る後、日本独自の皇室を廃止またはその権威を失墜させて、日本を共和国か自治区にするのではないかと予想していた。
国会を早々に閉幕にして、600人もの大団体で中国詣で(ついでに韓国も)で、その親中ぶりに呆れていたところ、いきなり、中国副主席との会見をルール破りでねじ込んできた。
自分も戦後世代なので、少し前までは皇室に別段、思い入れも無かったし、その意味や意義を深く考えたことも無かったのだが、小林よしのり氏の「天皇論」で、今更ながらに思い知った次第だ。本当に、無知とは罪である。「天皇論」を未読の方には、たぶん、日本人にとって皇室が守るべきもの、というより、逆に天皇陛下がある意味、国民を護って下さっていることが感覚として分からないと思うので、ぜひ一読していただきたい。
ただでさえ、鳩山民主党政権のおかげで日米関係は言うに及ばず、海外からの日本の経済評価はガタ落ちなのに、15日のご引見(天皇・皇后両陛下が外国元首・王族以外の外国の賓客とお会いになること。相手が元首ならご会見だが、習近平は中国元首ではない)が実現した場合、日本のアジアでの国際的な地位まで転落してしまう。反日なのは中韓だけで、他のアジア諸国は日本に友好的な感情を持ってくれている。これは、左翼が言うところの「軍国主義」であったはずの日本統治や欧米列強の影響力の排除の結果だが、60年以上前にアジアに希望をもたらした日本が、遂に中国の都合に振り回される属国に堕してしまうのである。
これで来年夏の参院選まで民主党が勝ったら、本当に10年後には日本という国は存在していないだろう。今回の件に反対の方は、ぜひ下記窓口から声を上げてください!
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PS.ブログタイトルを、『壊国はイヤだ!三森羊一の言いたいコト、言っとカント!』に変更します。